新海誠監督の5作目の映画「言の葉の庭」は上映時間は46分中編の映画です。決して長くない46分という短い時間の中に新海誠監督のエッセンスがギュッと凝縮されており非常に完成後が高い作品になっています。
ここでは「言の葉の庭」の見所についてまとめました。

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圧倒的な映像美

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「言の葉の庭」のシーンは主に梅雨の時期を舞台としているため、シーンのほとんどが雨となっている。そしてその雨のシーンには新海誠監督の真骨頂である背景の美しさへの並々ならぬ拘りが感じられ、その美しさに魅了される方は多いのではないでしょうか。

46分間の孤悲物語 ※ネタバレ注意

「言の葉の庭」のあらすじとしては、靴職人を目指すタカオとうまく人生を歩けなくなってしまった高校教師ユキノの切ない恋物語である。タカオは雨の日の午前中は学校をさぼって新宿御苑の庭園で靴職人になるために靴のスケッチをしていた。そしてユキノは学校で生徒とのトラブルに巻き込まれて学校に行けなくなってしまい庭園でチョコレートをつまみにビールを飲む日々を送っていた。

そんな2人が、雨が多くなる梅雨を機に出会いそして会う頻度が高まり、互いの年齢も名前も知らない2人であったがいつの間にか互いに惹かれていく。終盤では、お互いの年齢や生徒と教師という立場の中での葛藤から本当の自分の気持ちに正直になれない2人は見ていてとても歯がゆいものがあった。特にタカオは、「自分はまだ15歳のガキで、明らかに年上のユキノに恋をしても相手にしてもらえない」という劣等感のようなものが、とても切なかった。

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秦基博の「rain」で鳥肌!

そして、映像美や内容に負けず劣らずとも素晴らしかったのが、秦基博さんのエンディング曲「rain」である。おそらく誰がどう聞いてもこの映画のために書き下ろした曲だと感じてしまうが、実は1998年に大江千里さんのアルバムに入っていた曲をカヴァーしたものであった。ここまで作品の内容とマッチした曲ってあるの?これって秦さんの曲のPV?と思わせるくらいマッチしていた。そして、この曲を挿入するタイミングは本当に鳥肌ものだった。クライマックスの最も感動するシーンで、秦さんの甘く切ない歌声が見ている人の涙を誘う感じは、もはや絶対不可避の涙腺崩壊パターン。やはり細部まで、こだわりを持って作品に取り組む新海誠監督の姿勢には脱帽させられる。

まとめ

新海誠監督「言の葉の庭」は、46分という短い時間の中に、映像美を筆頭に色濃く様々な要素が盛り込まれており、観客を1分たりとも飽きさせないという監督のサービス精神が感じられた。まだ「言の葉の庭」を見ていない方は、46分という短い時間なので軽い気持ちで見て頂き、是非新海ワールドを肌で感じて欲しい。

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